日別アーカイブ: 2010年4月7日

謹んでご冥福をお祈りいたします

読売巨人軍・木村拓也コーチが亡くなりました。
謹んでご冥福をお祈りいたします。

巨人軍だけではなく野球界にとっても
大きな大きな痛手です。

昨年までユーティリティープレーヤーとして活躍!
それだけにいろいろなポジションの難しさと楽しさを、身をもって経験しています。

「人の気持ちがわかる」

そんな大きな財産を持ちながら、志半ばで亡くなられた事は
とても残念でなりません。

少年野球で、ひとつのポジションに固定してしまうのは疑問です。
選手の能力を高めるためにも、たくさんのポジションを経験させるべきです。

その事が「思いやり」や「相手の気持ち」を理解することに必ず繋がると思います。

少年野球は木村拓也コーチの現役時代のように
「ユーティリティープレーヤー」を育てるべきでは?

合掌

柔軟性を求めて・・・

子供を指導していて特に最近気になる点は「柔軟性」の問題!
昨日今日の問題ではないと思いますが
「硬い」子供が増えているような気がします。
それに合わせて、「姿勢の悪さ」に繋がっています。

姿勢の悪さ=骨盤の位置
姿勢の悪さ=長時間の練習

生活習慣や遊びの変化と言われていますが、それも大きな要因でしょう!

特に股関節の硬さは、技術面への影響は計り知れず
更に故障へと結びついていきます。
肩甲骨・足首の硬さも気になります。

お子さんの筋肉を触ったことはありますか?
太もも裏やふくらはぎは
「つきたてのお餅」のように柔らかいですか?

真っ直ぐ立てなかったり歩けない選手は
外側の筋肉が張ってきます。

外側が張るということが大問題で
技術的には「開き」の原因を作り、肉離れや捻挫
そして肘や肩の痛みに繋がっていきます。

MFTホームページにあるように
拇指球・真っ直ぐ立つ・スクワット、股関節の運動など
意識を強く持つことで改善されるのですが
少年野球界はそんなことはどうでもよく
技術、技術を追いかけているのが現状です。

その証拠に「ウォーミングアップ」を疎かにしています。
その間、指導者はタバコを吸ったり、お茶を飲んだり、他人に任せたり・・・

子供たちのコンディションを見れる最高の時間帯なのに
残念ながら目が向いていません。

アップが終わると「ここから練習開始」となるわけですが、
私の感覚では少年野球の場合、50%以上の練習は
ここまでで終わっています。

どうやって動きを作るのか?
どう鍛えるのか?

次回の「きっかけ塾」のテーマです。