石巻スクールが終わって実家に寄りました。
何気にカレンダーに目を向けると、ある文字が目に飛び込んできました。
「終始一貫した親の姿勢から
子供は生き方を学んでいく」
解説には・・・
「親の背中を見て、子は育つ」と言われています。
子供より一歩先を歩む親
その生きる姿勢を後からじっと見つめる子供・・・
そんな情景が目に浮かびます。
子供に顔を向けて発する言葉より
一生懸命に前進していこうとうる後姿の中に
はるかに大きな影響を秘めていることを
現しているのではないでしょうか
たとえば、子供に
「嘘をついてはいけない」
「人に優しく」
「自分には厳しく」
などと言っておきながら
親の生き方がいい加減で、それとかけ離れたものであれば
その言葉は虚しいものになってしまいます。
子供を正しい方向へ導こうと真剣に思うとき
まず親は自分の心の姿勢が問われます。
子供の将来を考え、自らを律し、常に言葉と行動が一致し
また終始一貫しなければ、ほんとうに影響力のある親にはなれません。
親の「言葉」に「その通りの生き方」という重みが加わってこそ
はじめて子供の心に感銘を与えることが出来るのではないでしょうか
このように解説されていました。
子供にばかり求めるのは、ズル過ぎます。
「子供のため、子供のため」と言いながら
子供を育てることばかりに目が向いてしまい
「自分自身を育てること」を忘れていないでしょうか?
実家にあったカレンダーを見て、そんなことが頭をよぎりました。