月別アーカイブ: 2010年9月

猪木さんへプレゼント☆

猪木さんからのコメントで

サマーキャンプでの大川さんがヤキソバを作っている写真が
大好きとのことでした(笑)

「大人の役割のヒントがあるような気がして・・・」
とのことですので、こんな写真はいかがでしょうか?

大川さんが直々に持参した「塩」をふっている写真です。
ボールの持ち方も大切ですが、塩の持ち方にもご注目!
その「こだわり」は中国4千年の歴史に優るとも劣りません(笑)

大川さんが味付け担当で、私が野菜炒めを作っていま~す♪
なかなか見事な連係プレーなんですよ♪

野菜の新鮮さにも驚きですが、その味も最高です☆
醤油と卵入りで、知る人ぞ知るキャンプ名物です・・・(^^;)

バーベキューだけのキャンプ参加も来年は募集します???

時の流れ・・・

ツꀀ

「野球」は、私たちにたくさんの「感動」を与えてくれます。
では、その逆に・・・
私たちは、「野球」に「感謝」を忘れていませんか?

ここで言う「感動」とは「結果(勝敗)」ではありません。

子供たちが、成功や失敗に関係なく、励まし助け合う姿に感動します!
子供たちが、ボールに一生懸命向かって行く姿に感動します!
子供たちの、成長に感動します!

そこに、大人たちの不平不満や怒鳴り声は必要ありません。
感動を得ようとして、結果だけを求め、そこに執着してしまうから
イライラして怒鳴ってしまうのではないでしょうか?

野球に感謝すること
今ある環境に感謝すること
そして子供たちに感謝すること

それを知っていれば、どう考えても
プレーの失敗に対しては怒鳴れません!

最近の医学でも「怒鳴る」ことによるマイナス面を指摘しています。

怒鳴られると、人間の体は緊張し、毛細血管が収縮し
筋肉の末端に血液が通わなくなるそうです。

その結果、筋肉が動かなくなり普段どおりの力が発揮できない!
このように医学的にも解明されています。

ましてや相手は子供です。

子供たちをリラックスさせたり、力を引き出す役目のある指導者が
力を発揮させないようにする行為は如何なものでしょうか?

私たちの経験した昭和の野球も良い点はたくさんあります。
ただし、その全ては通用しません。

昔、水を飲む事が禁止されていた時代・・・
今は真逆に、充分な水分補給が当たり前の時代・・・

この点だけを考えても大きく変わっています。

技術も大きく変わりました。
そして指導方法も大きく変わりました。

時は進み、すでに昭和ではなくなりました。
平成になって、もう22年です!

昭和と同じ野球を子供たちに求めるのは・・・(^^;)

生意気?

ある子供の成長に目を細めました♪

その子は出会った時から
「はいっ!」
・・・っと、気持ち良く返事が出来る子供でした。

ただし、私とのコミュニケーションは
「はい!」
「いいえ!」
「違います!」
「大丈夫です!」
などの言葉では、会話は成り立たないので
小学生であっても、自分の言葉を探す必要があります(笑)

先日のレッスンで、こんな会話がありました。

私 : 「こうやったらどうだい?」
子 : 「ボクはこっち(私の指導とは逆)の方がやりやすいんですけど・・・」

その言葉を聞いた瞬間をイメージしてください。

指導者にもいろいろなタイプの方がいます。
もしかしたら・・・

「逆らっている!」
「素直じゃない!」
「生意気だ!」
「勝手にしろ!」

感情的になってしまって、その子を
「無視」する大人さえいるかもしれません。

私は
「それでいいよ!やってごらん!」
とだけ言いました。

実は、その子が言った「ボクはこっちの方が・・・」は
正しい身のこなしではありません。

今、それよりも大切なことは、
「感性・感覚」を磨くことだと考えます。

やっと芽生え始めた、その感覚の芽を
私が摘むわけにはいきません。

その子にとっては、ほんの少し遠回りになるかもしれませんが
「あれ?やっぱりこっちの方がいいかな?」
ということに気がつくはずです。

その「気づき」を大切に大切に育てて行きたいと思います。

子供が試合中に、ボールが飛んでくる気配を感じ
自分の考えでポジションを変更したら

「勝手に動いてんじゃねぇ~よ~!」

と、怒鳴られたそうです(by夢太郎さん談)

生意気ではありません。
素直じゃないなんてとんでもありません。

もっと私達大人は、子供たちの「感性」を磨くことを
真剣に考えるべきだと思います。

「俺の言ってることを聞かねぇ~奴は、試合に使わねぇ~」

そんな言葉を言っている指導者が現実にいるそうです。
ちょっと未熟過ぎませんか?

一歩前に出ようとする子供の杭を叩くのではなく
出る杭は伸ばしてあげましょう!

少年野球は、そこに関わる子供と大人が
「共に育つ」ことを知っていれば
もっと子供たちの感性は磨かれるはずです!

9月25日(土)の「きっかけ塾」は・・・

今回の講師は、私が現役引退後に指導させていただいた社会人チームで出会った
大友良浩さん(第二東京弁護士会所属 はる総合法律事務所)
にお願いしました。

大友さんは、東京六大学野球・立教大学でレギュラーとして活躍。
社会人野球・リクルート(のちにローソン)野球部に所属し
クリーンアップを常に任され、その長打力には定評がありました。
引退後に弁護士を目指し、見事に難関の司法試験に合格。
野球界からの転身を、当時のマスコミも大きく取り上げました。

自身の経験から夢を諦めなかったこと
そして法律の話など、今後の私たちの活動にも
大きな意味合いを持つお話になります。

この機会に、ぜひ「きっかけ塾」へご参加ください。

場 所  鴻巣市文化センター 
     「クレアこうのす」 3F 中会議室
      埼玉県鴻巣市中央29番1号 048-540-0540

時 間  18:15  受付け開始
      18:30  スタート
      20:30  質疑応答
      21:00  終了

料 金  大人1名  3000円

申込み  juku@mft.jpまで

締め切り 9/24(金)

距離感・・・

9月の個人レッスン・スケジュールです。
遅くなってすみません。

9月スケジュール
第一週  1日(水) ツꀀツꀀ 2日(木)
第二週  7日(火)   8日(水)ツꀀツꀀツꀀツꀀツꀀ 9日(木)
第三週 14日(火) 15日(水) 16日(木)
第四週 21日(火) 22日(水) 23日(木)
第五週 28日(火)ツꀀツꀀ 29日(水) 30日(木)

距離感には、目に見える「体の距離」と
目に見えない「心の距離」があると思います。

どちらも大切な「距離」ですが
私は「心の距離」が、子供の成長にとって
大きな大きな意味があると考えています。

親・子
先生・生徒
上司・部下
先輩・後輩
友人・知人
指導者・選手

その距離感には正解はなく、状況や空気によって変化があるので
人間同士の「付き合い方」はとても難しく、繊細な部分です。

上下関係に厳しい日本社会では
多少の馴れ馴れしさは必要ですが
近すぎて度を越えてしまうと不快感を感じてしまいます。

また遠すぎても、「心の距離」は一向に近づかないので
コミュニケーション能力は高まりません。

「空気が読めない」
「目配り気配りできない」
と「距離感」は大きく関連していると思います。

そのために日本では「礼儀」を重んじ
「感謝」の心を重んじる教育をしています。
ただこれだけでは「距離感」は遠いままです。

「楽しむ」

同じ時間を共有し、お互い楽しむことができると
そこに「信頼」という心が生まれてきます。

少年野球の現状を考えると「信頼」という文字が欠けています。
大人だって理不尽なことを言われ続けたら
その人を「信頼」はできないのと同じで
子供の世界でもまったく同じことが言えるでしょう!

監督は偉くありません。
コーチだって偉くありません。

怒鳴ったところで・・・
威張ったところで・・・

子供たちは頭が良いので、その場を回避するために
「ハイ!」と返事をする術を身につけています。

その術を教えたのは大人です!

皆さんのチームでは
大人と子供の距離感はいかがでしょうか?
家庭での親子の距離はいかがでしょうか?

厳しさだけではなく
「楽しむこと」によって、適度な距離感が生まれます。

頑張り過ぎず、「楽しむ世界」の扉を、ぜひ開けてみてください♪