日別アーカイブ: 2010年10月13日

大きく育ちますように・・・☆

子供たちと関わる中で、ご父兄の方々とも話す機会が増えてきました。
30代の私は、その作業が面倒だったので
意識的に避けていたような気がします。
すみませんでした・・・(^^;)

40代の大詰めを迎え???
最近は親の考えを聞くことによって
子供との接し方を考えるようになりました。

いつも感じることなのですが
親は当然「子供の将来を見据えている」と言います。

ただ野球に関しては・・・?

どうしてそんなに

「今」
「今日」
「この試合」

にこだわるのか、疑問を感じてしまいます。
少しでもいいから、「先」を見ることはできないでしょうか?

「急がば回れ」

結局は、現時点で遠回りと感じることが
先になったときに生きてくると私は信じています。

子供の年齢に合った「心と体の成長」を考える時です!

逆に急ぎすぎて、成長を早め
故障や伸び悩み、あるいは野球を嫌いになってしまう子供たちが
後を絶たない現状を知らなければいけません。
とにかくオーバーワークなんです!

小学校から中学に進む中で
「野球はもういい!」と言って
他のスポーツに移行する子供たちの多さに驚きます。

「あいつはやる気がない」

そう言っている小学生チームの指導者もいると聞きますが
間違いなく「やる気」を奪ったのに
それでも人のせいにしかできない・・・

そこに危機感を感じてしまいます。

将来を見据えた時に、少子化が進むなか
「もう野球はやりたくない」と子供からやる気を奪ったとしたら
野球界にとって、その責任は重いものです。

「関わる」ということに、大人としての責任の重さを理解しないと
本当に大変なことになってしまいます。

地球環境が叫ばれているこの時代に
俺一人が意識したって何も変わらないと言って
ゴミを平気で「ポイッ!」と捨ててしまう人がいますが
一人一人の意識が変わっていかないと、環境は整備されません。

同じように、野球に関わっている一人一人が考え方が変わらない限り
「イライラ」の光線で子供たちを攻撃する行為が続いてしまいます。

どこかで誰かが断ち切らないと・・・(^^;)

その役目が、子供たちのいちばん身近な親であり
チームの指導者にあります。