月別アーカイブ: 2010年4月

ついつい言ってしまいます(^^;)

スクールを通じていつも考えているのは

「子供の心をどう開くか?」
「どう気付かせるか?」

本当に難しくいまだ答えが見つかりません。
10人いれば10人の性格があり、同じ方法が成功するとは限りません。

子供たちは、あと5年10年もすれば世の中に旅立ち
日本を支えなくてはなりません。

「今やらなければいけないこと」
「今教えなければいけないこと」は

「技術を教える前に人間の本質を教えること」

子供に「何やってんだ!」と怒鳴ってばかりいて
「勝った負けた、打った打たない」で一喜一憂している人には
わからないかもしれませんが、少年野球の本質はそこにあります。

子供に対して、私たちは大人の都合で
「まだまだ子供だなぁ~」と子供扱いし
「もう子供じゃないんだぞ!」と突然大人扱いしてしまいます。

子供の心理は「どっちなんだよ!」と思っているはずです。
現実に私たちもそう思いながら成長してきました。

同じ過ちを繰り返している私たちこそ
「まだまだ未熟」なんだと思います。

どこかで断ち切らないと、子供たちが大人になった時
また同じ過ちを繰り返してしまうでしょう!

「人間の本質」

野球の深さに気付き
指導者として技術を伝える事ができる人は
その入り口を知っている人だけかもしれません。

謹んでご冥福をお祈りいたします

読売巨人軍・木村拓也コーチが亡くなりました。
謹んでご冥福をお祈りいたします。

巨人軍だけではなく野球界にとっても
大きな大きな痛手です。

昨年までユーティリティープレーヤーとして活躍!
それだけにいろいろなポジションの難しさと楽しさを、身をもって経験しています。

「人の気持ちがわかる」

そんな大きな財産を持ちながら、志半ばで亡くなられた事は
とても残念でなりません。

少年野球で、ひとつのポジションに固定してしまうのは疑問です。
選手の能力を高めるためにも、たくさんのポジションを経験させるべきです。

その事が「思いやり」や「相手の気持ち」を理解することに必ず繋がると思います。

少年野球は木村拓也コーチの現役時代のように
「ユーティリティープレーヤー」を育てるべきでは?

合掌

柔軟性を求めて・・・

子供を指導していて特に最近気になる点は「柔軟性」の問題!
昨日今日の問題ではないと思いますが
「硬い」子供が増えているような気がします。
それに合わせて、「姿勢の悪さ」に繋がっています。

姿勢の悪さ=骨盤の位置
姿勢の悪さ=長時間の練習

生活習慣や遊びの変化と言われていますが、それも大きな要因でしょう!

特に股関節の硬さは、技術面への影響は計り知れず
更に故障へと結びついていきます。
肩甲骨・足首の硬さも気になります。

お子さんの筋肉を触ったことはありますか?
太もも裏やふくらはぎは
「つきたてのお餅」のように柔らかいですか?

真っ直ぐ立てなかったり歩けない選手は
外側の筋肉が張ってきます。

外側が張るということが大問題で
技術的には「開き」の原因を作り、肉離れや捻挫
そして肘や肩の痛みに繋がっていきます。

MFTホームページにあるように
拇指球・真っ直ぐ立つ・スクワット、股関節の運動など
意識を強く持つことで改善されるのですが
少年野球界はそんなことはどうでもよく
技術、技術を追いかけているのが現状です。

その証拠に「ウォーミングアップ」を疎かにしています。
その間、指導者はタバコを吸ったり、お茶を飲んだり、他人に任せたり・・・

子供たちのコンディションを見れる最高の時間帯なのに
残念ながら目が向いていません。

アップが終わると「ここから練習開始」となるわけですが、
私の感覚では少年野球の場合、50%以上の練習は
ここまでで終わっています。

どうやって動きを作るのか?
どう鍛えるのか?

次回の「きっかけ塾」のテーマです。

練習時間が長すぎませんか?

ツꀀ

4月になり、いよいよ新チームでの活動!
上級生になり、チームを引っ張って行く立場の子供たち
新たに指導者として関わる立場になった大人の方々!
新たな環境で、新しいユニホームの袖を通した子供たちも多いと思います。

親もまた子供と同じで、どうチームの大人たちと人間関係を築いていくか
緊張感のある4月を迎えていることと思います。

このブログでも今まで「少年野球のあり方」についてメッセージを送り続けてきました。

・主役は子供たち
・子供の自立
・親の子離れ
・地域の見守り方

問題は山積みですが、メッセージは微力かもしれませんが
決して無力ではないと確信しています。

P1010669.jpg

どんなことがあっても少年野球は
「楽しいか楽しくないか」がポイントです。

朝起きて
「今日は野球をやりたくないなぁ~」と子供の表情が冴えなかったら
何かを探ってあげてください。

グランドに来て
子供たちが「つまらない顔」をしていたら指導者の皆さんは
声を掛けてあげてください。

子供の成長に必要な条件は

・勉強
・適度な運動量
・栄養と休養
・睡みん
・友人との遊ぶ時間
・親と野球以外での関わる時間

朝から晩まで野球野球は子供の成長に何らかの悪影響を及ぼします。
まだまだその事に気がついていない方々が多く
「子供のために」と言って過酷な環境を作っています。

年齢に応じた運動量
年齢に応じた技術

だいたい「丸の形」になっている子供に対して
「もっと丸くなれ!」と
「もっと、もっと」を求める方がいますが、これは逆効果です。

そうやって成長を早める事によって、伸び悩んだ子供たちを知っているにも関わらず
それでも気がつかない人達は「もっと、もっと」と、子供に要求してしまいます。

子供の心に「ゆとり」はありますか?
私たち大人の心に「ゆとり」はありますか?

練習時間が長すぎて、すべてにおいて「ゆとり」のないことが
悪循環を生んでいるような気がしてなりません。

子供の成長における効果的な運動時間は「3時間」です!

サーバー移転のため・・・

4月1日にサーバーを移転した関係で、ブログ「きっかけ作り」が

1日~2日までに見れない状態が続きました。

無事に新ページに移行することができましたが

皆様には大変ご迷惑をお掛けしまして申し訳ございませんでした。

 

今現在も携帯電話では見ることができない状態です。

早急に対応させていただきますので、今しばらくお待ちください。

 

予告なく移転しましたことを深くお詫び申し上げます。

今後とも微力ではございますが、少年野球界が良い方向に向くために

努力していく所存でございます。

今後ともMFT・野球スクール・きっかけ塾を宜しくお願い申し上げます。